ダイヤモンドは地球上でもっとも硬い宝石ことから「固い絆を結ぶ」という意味が込められています。
ダイヤモンドは「宝石の王様」と呼ばれその由来はギリシャ語の「征服されざるもの、何よりも強い」と言われています。
日本名は「金剛石(こんごうせき)」で4月の誕生石としても有名ですよね。
ここではそんなダイヤモンドの種類と価値についてみてみましょう!
オレンジダイヤモンド
オーストラリアの西、オーストラリア州キンバリー東部のアーガイル鉱山がオレンジダイヤモンドの代表的な産地です。
心の調和や安らぎという意味が込められて、イエロー系からブラウン系までさまざまな色の幅があるのが特徴的なのがオレンジダイヤモンドです。
人間関係がギクシャクしたとき、仲直りしたいときなどに、オレンジダイヤモンドの指輪を身につけると心がつながり絆を深めてくれると言われています。
オレンジダイヤモンドでもファイヤーダイヤモンドと呼ばれるものは、オークションで30億円オーバーになったこともあります。
イエローダイヤモンド
炭素の結晶のダイヤモンドに窒素が入ることで色がつくのがイエローダイヤモンドの着色因です。
南アフリカ産に100カラット以上のイエローダイヤモンドは多く他にも20数点あると言われています。
他のカラーダイヤモンドより産出量は多いですが、イエローダイヤモンドでも鮮やかなものは高い稀少性を持ち天然で傷もなく、鮮やかな黄色のものは価値が跳ね上がります。
カラーグレードにより、
- ファンシーインテンスイエローダイヤモンド
- ファンシービビッドイエローダイヤモンド
- ファンシーイエローダイヤモンド
などありますが、カナリー・イエローがイエローダイヤモンドで最高級とされています。
ピンクダイヤモンド
ピンクダイヤモンドはオーストラリアのキンバリー地方のアーガイル鉱山が9割の産地で、他ではほとんど採掘されませんがアーガイル鉱山のものは、他鉱山のものよりピンクが濃く鮮やかな色が特徴です。
1カラット以上のピンクダイヤモンドは世界中で数十個しか採掘されないので希少価値が高くなります。
全ダイヤモンドの年間採掘量の中でもピンクダイヤモンドは0.01%と少ないので、1カラット以下のピンクダイヤモンドでも希少価値はかなり高くなります。
パープルダイヤモンド
パープルダイヤモンドは薄いものピンクに近い優しい色合で綺麗にダイヤモンドを輝かせます。
青に近いか赤に近いかで色が明確なものでも印象が変わり、レッドダイヤモンドに匹敵する希少価値がでることもあり、紫色に見えるパープルダイヤモンドでもピンクダイヤと鑑定されることが多いです。
美しい紫を持つパープルダイヤはかなりの希少価値があります。
バイオレットダイヤモンド
背景が白の際は透明色の輝きの奥がグレーで黒の際は透明色の輝きの奥が青紫色に見えるのがバイオレットダイヤモンドです。
バイオレットダイヤモンドも産出量が少なく希少性があるダイアで、パープルダイヤモンドの色に見た目が似ているので間違えられることも多いですが、パープルダイヤは赤紫色でバイオレットダイヤは青紫色という違います。
削り方はラウンドカットがバイオレットダイヤモンドには多く、上面からは円のように見え一般的なダイヤの形の逆円錐の形を完成体にした削り方です。
グリーンダイヤモンド
淡い色合いから濃くはっきりとした色合いまで様々な美しい緑色がグリーンダイヤモンドの特徴です。
蛍光性という特徴もグリーンダイヤモンドにはあり、ブラックライトを当てると美しい蛍光色になります。
グリーンダイヤモンドは年配の方が指輪やネックレスとして好む傾向にあり、健康運を上げる効果があるとされピアスやブレスレットでも同様の効果があると言われています。
レッドダイヤモンド
ダイヤモンドでも様々な色彩をだすのが特徴的なのがレッドダイヤモンドです。
レッドダイヤモンドは希少性の面でカラーダイヤモンドの中でもっとも高いとされています。
地球上で最大のレッド・ダイヤモンドは、ムサイエフ・レッドという名前で5.11カラットもあります。
グレーダイヤモンド
一般的な無色透明のダイヤモンドとグレーダイヤモンドは違い、薄く黒みがかった色合いで強くは主張しない静かさが特徴です。
パワーストーンの一種のグレーダイヤモンドは夢を実現させる力や自信を向上させる力があるとされています。
グレーダイヤモンドの評価が近年上がっており、需要も高まっています。
ブラウンダイヤモンド
オーストラリアのアーガイル鉱山が産地で、名前の通り茶色い色で落ち着いた印象を持つのがブラウンダイヤモンドです。
発色が派手ではなく男性でも違和感がないので、持ち主を選ばないダイヤモンドと言えます。
他のカラーダイヤモンドと比較してブラウンダイヤモンドは産出量が多く、ナチュラルカラーのものでも安価で取り引きされています。
心の傷をいやすという意味がブラウンダイヤモンドには込められており、精神力を高める効果や悲しい事や不安を癒す効果があると言われ家あらゆる人へ愛情を表すという意味もあります。
ブルーダイヤモンド
アフリカのプレミア鉱山が産地のブルーダイヤモンドは美しい青色が特徴です。
ホウ素がこの青色の起因で、ダイヤの結晶内に偶然ホウ素が含まれることで天然の価値が高いブルーダイヤモンドになります。
通常ダイヤモンドは周りにホウ素が少ない地中深くで結晶するので、加工処理が施されていない天然ブルーダイヤモンドは希少価値が非常に高くなります。
ホワイトダイヤモンド
メインがロシア産のホワイトダイヤモンドは宝石の分類では白の分類に属し、無色透明なのが特徴です。
「ダイヤモンド」と一般的に呼ばれるほとんどがホワイトダイヤモンドで、透明度が高い方が価値があります。
非常に硬くキズ付きにくいのも特徴ですが、丁寧に扱う輝きが増すのもホワイトダイヤモンドの特徴です。
想念の強化と拡大という意味がホワイトダイヤモンドには込められており、意志をしっかりと持って苦難を克服し、自身が設定した目標を達成するパワーをもらえると言われています。
ブラックダイヤモンド
中央アフリカが産地の一つのブラックダイヤモンドは、微細な含有物を多く含んで鉱物の色が反映して黒く見えるのが特徴です。
願望や愛情、成功、欲望、人の格を上昇させるなどの意味がブラックダイヤモンドには込められ、近年、男性でブラックダイヤモンドを婚約指輪に選ぶ人が増えています。
いかがでしたでしょうか?
ダイヤモンドの種類とその価値についてご紹介してまいりましたが、もしダイヤモンドや他の宝石で買取査定をご希望でしたらオージュまでお問合せください!