ルビーの買取と査定のポイント

ルビーの買取はさまざまな要素が絡みますが、特にルビーの買取で大切なのは、

カラー
インクルージョン
カラット

などで、これらを総合的にみて査定額が決まります。

ここではそんなルビーについてお伝えします。

ルビーのカラーと買取額

ルビーとサファイアは成分的には同じコランダムと呼ばれる鉱物です。

違いはカラーのみで赤い色のコランダムがルビー、他のカラーがサファイアになります。

最高品質のルビーは「ピジョン・ブラッド」と呼ばれるもので、鮮血のように赤いものです。

色が薄いと買取価格は下がり、また逆に濃すぎて黒ずんでいても価格は低くなります。

また赤色から外れるとサファイアでの扱いになり、ルビーでの扱いにはなりません。

このようルビーの買取で重要なポイントはまずカラーです。

ただルビーは業者ごとに独自のマスターストーンがあり、共通基準が実はありません。

ピンクやパープルカラーのサファイアとの境界も明確でなく、ルビーのカラー評価は鑑定師の力量と買取する業者の基準で決まります。

ルビーのインクルージョン

宝石の内包物をインクルージョンと呼びますが、ルビーもほとんどの石にインクルージョンが含まれています。

その量・大きさ・形、また宝石のどこにインクルージョンがあるかで輝きや透明度が変わり、それらも買取価格を左右します。

基本的にはインクルージョンが少なく小さいほど透明度が高く、買取でも評価が高くなります。

インクルージョンで透明感が少ないと価格は一般的に低くなりますが、星状の輝きがあるスタールビーと呼ばれるものは、逆に評価が上がります。

ルビーのカラット

ルビーは大きな結晶になりにくい鉱物なので、大きさと重さでも買取価格が上がります

同じ色評価のルビー1カラットと、5カラットでは単純に5倍の価格ではなく、色品質によって10~20倍以上にもなることもあります。

処理石や合成石に注意

ルビーは色をよくするために加熱処理を行うことがありますが、加熱が原因で買取価格が下がることはほぼありません。

もちろん非加熱のルビーは評価が高いですが、加熱処理が施されているからといって気にする必要はありません。

ただ、合成ルビーは注意が必要です。

肉眼で天然ルビーと見極めが難しく、購入金額が高いから買取金額が高いというわけではなく、宝石専門の鑑定師による鑑定が必要なので、専門業者に買取依頼をするようにしましょう。

いかがでしたでしょうか?

ルビー買取についてご紹介してまいりましたが、もしルビーや他の宝石をお持ちでしたらぜひ当店に査定をご依頼ください!