黒真珠の買取のポイントについて知ろう!

黒真珠は買取額が高くなる傾向にありますが、黒真珠の買取と一口にいっても、その前に黒真珠と黒蝶真珠の違いをご存知でしょうか?

ここではそんな黒真珠や黒蝶真珠の違いや、買取のポイントについてみてみましょう!

黒蝶真珠と黒真珠はどう違う?
アコヤ真珠や淡水真珠が黒真珠になるの?
黒蝶真珠の特別称号と買取
パールの形と価値や買取額
パールの買取額を左右するポイント

黒蝶真珠と黒真珠はどう違う?

黒蝶貝から採れる真珠が黒蝶真珠と呼ばれます。

青や緑等を帯びた黒っぽい真珠でこの緑や黒は天然色です。

黒蝶真珠は色の種類が豊富で個性的で神秘的な色が黒蝶真珠の特徴といえます。

真珠の色は真珠層をつなぐタンパク質内の色素の関係で生まれるものですが、黒蝶真珠には「赤・黄・緑」のタンパク質の色素が含まれ、これらが重なり合い

  • グレー・ブラウン
  • グリーン

などの色合いになります。

正確に言うと同色のものは一つも存在せず、多彩な色と輝きが個性的です。

アコヤ真珠や淡水真珠が黒真珠になるの?

黒真珠は黒色の真珠の総称です。

先の黒蝶真珠も含まれますが、アコヤ真珠や淡水真珠を染料や加工で黒色にしているものもあります。

和珠 (わだま) の黒真珠という言葉をご存知の方も多くいですが、「和珠=アコヤ真珠」ではありますが、アコヤ真珠から黒い珠は採取できません。

アコヤ真珠から採取される黒っぽい珠は、正確に言うとブルーまたはシルバーで、「和珠の黒真珠」と呼ばれる黒い真珠は「ソメ」などで加工されたアコヤ真珠であって天然色ではありません。

黒蝶真珠の特別称号と買取

黒蝶真珠でも最高級のものには特別称号が与えられ買取額も黒真珠の中でも高額になります。

パールの形と価値や買取額

バロック系サークル系セミラウンド系ラウンド系
バロック系サークル系セミラウンド
★☆☆
バロック系は不形成な形で評価は低い傾向にありますが、無核真珠のケシは高評価になることがあります。
★★☆☆
同心円状に線模様が入った形状はサークル系と呼ばれます。
★★★☆
楕円に似た形や少しつぶれたような形状はセミラウンド系と呼ばれます。これはラウンド系のつぐ高い評価になります。
★★★☆
まん丸の形状で真円に近い形ほど評価が高くなります。

パールの買取額を左右するポイント

パールと一口に言っても種類は豊富でその種類などによって買取額も変わってきます。

買取額が上がるポイントの例をいくつか挙げると、

■形

ラウンド型のパールの需要が一般的に一番大きく、真円形に近いものほど買取額が上がりやすくなります。

ドロップ型など特徴的な形の真珠も人気が高くなっています。

■サイズ

直系が9mmを超すパールは採取が困難なので、希少性も高く直径10mmを超えるのパールは買取額が高くなります

■カラー

カラーはさまざまですが、それぞれのカラーで需要が変わります。

もっとも買取額が高くなる黒蝶真珠はピーコックカラーで、アコヤならピンクに近いホワイトが人気です。

ゴールドやピンクは一般的に希少価値が高いので買取額も期待できます。

■テリ

テリと呼ばれるパール特有の光沢は、真珠層の厚さや均一性、透明度などで評価はかなり違い買取額も変わります。

いかがでしたでしょうか?

黒真珠の買取が高くなるポイントについてご紹介してまいりましたが、もし黒真珠や他の宝石で買取査定をご希望でしたらオージュまでお問合せください!