あこや真珠の買取の基礎知識
あこや真珠の買取はその個体で評価が変わりますが、例えば真円に近い・キズが少ないものは買取額が高くなる傾向にあります。
ここではそんなあこや真珠についてご紹介します!
・あこや真珠の名前の由来
・あこや真珠と淡水真珠の違い・見分け方とは?
・あこや真珠と淡水真珠の価値の違い
・あこや真珠の買取額が決まるポイント
あこや真珠の名前の由来
あこや真珠は、日本の海で採取された真珠を一般的に指し、元となる貝があこやと呼ばれることから「あこや貝」とも呼ばれます。
正しくは「あこや真珠=日本の真珠」は間違いで、中国などで育てられたあこや真珠も存在し、あこや真珠の輝きや買取額は原産地でも変わってきます。
あこや貝は貝が淡水のものより小さく、1つの貝から1つの真珠しか採取できないことから数量自体が少なく、また真円に近いものやキズがないものとなると、価値はさらにアップします。
その中でも、さらに厳選されたものは「花珠(はなだま)」と呼ばれ、数十万という買取額がつくこともあります。
あこや真珠と淡水真珠の違い・見分け方とは?
あこや真珠と淡水真珠の違いや見分け方が気になる方も多くいるので、簡単にあこや真珠と淡水真珠の見分け方をご紹介します。
実はあこや真珠も淡水真珠もピンキリで、元々肉眼で見分けるのは素人には困難です。
貝の裏側で真珠の美しい色が生成されるのですが、あこや貝は一般的に透明度が高く虹色層に深みがあり、淡水パールの元になるヒレイケチョウ貝の裏はあこや貝よりもまろやかな虹色です。
あこや真珠は透明で深みがある虹色で輝きは鋭く、淡水真珠は深みというよりは、柔らかみやまろやかさが特徴という点で異なります。
あこや真珠と淡水真珠の価値の違い
淡水真珠は安くて、あこや真珠は価値が高いと思う方も多いですが、淡水真珠には淡水真珠のよさがあり、あこや真珠にはあこや真珠のよさがあります。
あこや真珠と淡水真珠は貝の種類がそもそもが違うので、淡水真珠が本当の真珠だと考える人もいれば、あこや真珠が本物だという人がいて当前といえます。
どちらも天然の真珠には違いはありません。
あこや真珠の買取額のポイント
あこや真珠、淡水真珠も買取の基準は、
- 1.球体(真円)に近いか
- 2.キズ
- 3.ツヤ・輝き
- 4.巻厚(アヤコ真珠の場合)
真珠のネックレスであれば、一つ一つの粒の大きさが均等かどうかも大切になります。
これらの評価が高ければどの真珠でも価値が高く、市場買取額では評価が低めの淡水真珠でも、花珠級あこや真珠並みのものもあります。
いかがでしたでしょうか?
あこや真珠の買取や価値についてご紹介してまいりましたが、あこや真珠や他の宝石で買取査定をご希望でしたらオージュまでお問合せください