金(ゴールド)とは

金は金属元素の一つとして最も古くから純粋な金属として知られてきた。主に装飾品や貨幣として使われてきており、貨幣の価値によって同等の重さの金と交換できる金本位制として知られる、経済システムの裏を支える物として使われてきたのが金に対する根強い信仰を持たせてきた。日本でも浸透してきているが、欧米や中東、中国、インドでは財産の一部を金で所有するのは当たり前のことです。 ドルもいわゆるニクソンショックまでは為替固定相場と連動した金本位制がしかれてきていたという歴史があり、ドルの価値が下がると金の価値があがる要因になるのもいかに金が貨幣的価値として重要度が高いかを物語っております。 柔らかく可鍛性があり、重く(金の比重は19.3)、耐食性、導電性、低い電気抵抗などの優れた特性を持ち、装飾品や金貨などの投資的用途だけでなく最近では携帯電話の材料など工業用品としてのさまざざまな分野にも活用されている。 日本では純金はK24(24金)と表記される。フォーナイン(99.99)という言葉をよく耳にすることがあると思いますが、元ネタは金の純度です。金のインゴット等に刻印されております。

代表的K24=純金の商品

金インゴット

金99.99インゴット

純金でまっさきに思い浮かぶのがこのインゴットではないでしょうか?お金=ゴールドといってもよい歴史があります。不動産信仰が根強い今の日本ではまだまだ認知度が低いですが、海外では資産としては国によっては土地と同等かそれ以上に価値があります。富裕層の資産には必ずからんできます。

金密輸が社会問題化の背景

日本では金にも消費税がかかっております。これにより香港等の金に税金がかからない国から金を購入して日本へ密輸して買取り業者に売却して消費税分の利益を不法に得る密輸問題が社会問題化しております。そのため2021年現在では特に海外ブランドインゴットの売買が非常に制限がかかっており、昔、日本の地金商社から購入した海外ブランドのインゴット、とりわけ500g以上の売買が大変になっております。

https://www.customs.go.jp/mizugiwa/gold/index.htm

「ストップ金密輸」緊急対策 税関ホームページより
徳力純金徳利

K24食器、工芸品、仏具

日本では写真のように純金・K24と刻印されている事が多いです。徳利、おちょこ、ワイングラス、茶道具等の食器系の品や、おりん、仏像などの仏具に純金で加工されたりしてます。値段は新品で購入するとその時の金相場×重量×2~4倍の値段がするので2021年現在の相場だととても高価になります。それでも富裕層に人気があります。定期的に百貨店等の催事で売られてる場合がありますので、目の保養だけでも一度ご覧になるのがお勧めです。もちろん1990年前後のバブルの時に購入したのだと今の相場だと購入した金額より高く買い取れます!